ここは…
猫の座敷童子が店長を務める
【ねこわらし商店】
座敷童子(ざしきわらし)とは…
主に岩手県に伝わる妖怪。
座敷または蔵に住む神と言われ、家人に悪戯を働く。
見た者には幸運が訪れる、家に富をもたらすなどの伝承がある。
(Wikipediaより引用)
あるところに…、1匹の白猫がいました。
その白猫は、いつも周りのお友達の幸せを願っていました。
「さて、今日も神様にお願いをしましょう!!」
「どうか黒猫のハルちゃんが美味しいサーモンを食べられますように」
「ねずみのネネちゃんがチーズとパンを沢山食べられますように。」
「タヌキのかえでちゃんと、キツネのひなた君が、沢山どんくりを拾えますように」
「オオカミのジュン君が強くてカッコ良い大人になれますように」
「明日も、みぃんなが笑顔で過ごせますように」
「そしてわたしは、みんなを幸せにする座敷童子になれますように!」
すると突然、空がピカーっと光りました⚡️
「にゃー(> <)」
天の声「幼き白猫よ、私は神様じゃ」
白猫「神様?」
天の声「そうじゃ。白猫よ、よく聞きなさい。座敷童子はそのお家やお家の人を幸せにするのが仕事で、みんなを幸せにするのは難しい」
白猫「でも私は、"みんなを幸せにする座敷童子"になりたいんです!」
天の声「そうか…ではその願い、聞き届けよう!」
神様「今日からお前はねこわらしだ」
ねこわらし「わぁ!すごいです!」
神様「でもそれはまだ見た目だけで、本物のねこわらしにはなれていない。あとはお前の修行次第だ」
ねこわらし「修行って、何をしたら良いんですか?」
神様「」動物や妖怪達が集う、幸せ商店街に行き、そこで店を開くのじゃ!そこで一生懸命に働いて、そして本物のねこわらしになりなさい!」
ねこわらし「わかりました!がんばります!!!」
〜〜〜〜〜
ここは、動物や妖怪達が集う、幸せ商店街。
そこにやってきたのは…
みんなを幸せにする座敷童子を目指す、ねこわらし。
ねこわらしが店長を務めるこのお店の名前は…